三国志
非常 を造作 して、必 ず克 つことを望 まんと
欲 す、また危 うからずや。
危険な賭けをして、成功を望むのは、あまりにも虫のいい話である。
読書百徧而 して義自 ら見 る。
百回も繰り返し読めば、書かれて意味はおのずからわかってくる。
悪小 なるを以 ってこれを為 すなかれ。
善小 なるを以 って為 さざるなかれ。
これ賢 これ徳 、よく人 を能 く服 す。
小さい悪であっても、決して行なってはならない。
小さい善であっても、決して怠ってはならない。
この賢と徳が、人を成長を導くのである。
時務 を識 るは、俊傑 にあり。
時代を読んで、どう動くべきかを知っているのは、すぐれた人物だけである。