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コラム
小林一茶 春の句
庭の蝶
子が這えば飛び
這えば飛び
信濃路や
山の上にも
田植え傘
鶯が
ちょっと隣の
ついでかな
鶯や
ちょっと来るにも
親子連れ
春風や
牛に引かれて
善光寺
日本は
は入り口から
桜かな
春雨や
猫に踊りを
教える子
紫の
袖に散りけり
春の雪
雪とける
解けると鳩の
泣く木かな
雪とけて
村いっぱいの
子供かな
梅咲けど
鶯なけど
一人かな
梅ノ木の
心静かに
青葉かな
菜の花や
かすみの裾に
少しずつ
三日月や
ふわりと梅に
鶯が