アンケート(構想の知識)
(棋力 段:級)
構想に関する知識アンケートです。ご回答とご協力、よろしくお願いします。
(はい Y いいえN、不明?)でお答えください。
| 1. | 構想では…「相手の構想阻止」しながら、自分の構想をたてることが、構想の基本姿勢ですが、このことを知っていますか。 | ( ) |
| 2. | 棋力では…「捨て石の活用能力」が重要な判定基準となりますが、構想において、「捨て石の活用」を優先していますか。 | ( ) |
| 3. | 構想では…「形勢判断の結果」によって構想方針が180度変わりますが、対局中は、「形勢や如何」をいつも意識して打っていますか。 | ( ) |
| 4. | 構想力では…「囲碁は未来ゲームである」ため、構想力への関心が重要ですが、今までに、構想力に関する本を読みましたか。 | ( ) |
| 5. | 次の狙いでは…「次の狙いの有無」の確認と検証が必要ですが、対局中は、「次の狙いの有無」をいつも強く意識していますか。 | ( ) |
| 6. | 攻めの力では…「攻めることで守る」という戦いの基本意識が重要ですが、攻守における「欠点や注意点」についても同時に学んでいますか。 | ( ) |
| 7. | 勝負手では…「先手や利き筋」の判定基準となる知識と理解が必要ですが、「勝敗確定の回避」という法則を知っていますか。 | ( ) |
| 8. | 囲碁理論では…「着手効率」や「必然性」などの関する知識が重要ですが、詳しく書かれた専門書を読んだことがありますか。 | ( ) |
| 9. | 囲碁哲学では…効率や変化を、囲碁理論での「公理」「定理」「法則」を前提に、その概念を研究しますが、興味はありますか。 | ( ) |
| 10. | 「碁の方程式」は…囲碁理論や囲碁哲学に関係する本格的な「理論書」ですが、興味はありますか。 | ( ) |
自己チェックシート(1)
囲碁理論に関する、囲碁用語の認識アンケートです。
(はい Y いいえN、不明?)でお答えください。
◇ 囲碁のゲーム特性
| 1. | 二人和理論のゲームでは最善手が存在するが、囲碁での自由性と多様性では、「最善手が見つけられない」 ※ 一手ごとに 変化する価値の知識が重要 |
( ) |
| 2. | 勝敗の最大要因は「着手ミス」が避けられないこととその対応能力差にある。 ※ 構想ミス、悪手、緩手、いい手、の知識が重要 |
( ) |
| 3. | 得点として、地の加算ゲームでゲームではなく、可能性の減算ゲームである。 ※ 「地を囲う」「石を取る」構想は加算意識になる |
( ) |
| 4. | 一手ごとに大きく変化する基本価値は「確定性」「可能性」「危険性」の3つである。 ※ 関連性、効率性、自由性、必然性などの概念も重要 |
( ) |
| 5. | 構想での重要な対局意識法則として「相手への構想阻止によって、自分の構想実現する」がある。 ※ 目的達成の3法則(効率スピード差)がある |
( ) |
| 6. | 難解さの原因は、複数の戦いによる同時進行事象があり、停止と再開、その変化と対応にへの知識が重要である。 ※ 一例として、停止は見合で生まれ、見合崩壊で再開になる |
( ) |
| 7. | 効率で、もっとも重要な獲得目標は、「必然性、連続性、先手、利き筋」の権利と数である。 ※ 勝敗確定の回避、確定進行と価値減少がある |
( ) |
自己チェックシート(2)
(はいY、いいえN、不明?)
A 戦いでの、基礎法則と基本知識
| 1. | 次の狙いがない場合は、「手抜き」と「捨てる」を優先する。 | ( ) |
| 2. | 打った後に、さらに連続して打てる場所は価値が大きい。 | ( ) |
| 3. | 自分から悪手を打たないことが、勝率を上げる。 | ( ) |
B 着手ミスについて
| 1. | 着手ミスは、どこでも存在する(避けられないので要注意)。 | ( ) |
| 2. | 死活や攻め合いでのミスは致命傷になる。 | ( ) |
| 3. | アマの早碁対局は、ミスが多くなり上達果が乏しい。 | ( ) |
| 4. | 相手のミスを先に見つけられると有利になる。 | ( ) |
| 5. | 相手のミスを咎める力がないと、勝てない。 | ( ) |
C 攻め合いの法則(優位性)
| 1. | 中央の戦いは、隅の戦いより簡明なことが多い。 | ( ) |
| 2. | 隅や辺の戦いは、「読みより知識」が優位になる。 | ( ) |
| 3. | 目あり目なしは、「目ありの勝ち」価値を意識している。 | ( ) |
| 4. | 大中小中は、大中の勝ちになる。 | ( ) |
| 5. | 「セキの筋」の方が、「振り替わり」より易しい。 | ( ) |
| 6. | 攻めながら、守ることを優先する。 | ( ) |
| 7. | 攻め合いの手数は、2手で停止する(ダメ)に用心する。 | ( ) |
D 強くなる考え方
| 1. | 自分の石が、重くしないように意識している。 | ( ) |
| 2. | 重くなる前に、捨てる方法がないかを検討している。 | ( ) |
| 3. | 大場への先行のため、先手になる手を意識している。 | ( ) |
| 4. | 攻める目的として、自分の弱点の補強を最重視している。 | ( ) |
| 5. | 攻める目的として、弱い石を補強することを重視している。 | ( ) |
E 練習問題を解く
| 1. | 練習問題の多くは、悪手の咎め方の問題である。 | ( ) |
| 2. | 良い手を打とうとしても、その手は打てない。 | ( ) |
| 3. | 死活で殺す問題より、生きる問題が基本である。 | ( ) |
| 4. | 死活能力は、寄せでの先手能力に役立てる。 | ( ) |
上手と下手の対照二十カ条
- 上手は頭で打ち、下手はで眼打つ。
- 上手はじゅうぶん考えて後、石を下す。ゆえに、いかなる場合にも「待った」をしない。
- 下手は打ってから後に考える、自然「待った」をするようになる。
- 上手は孫子の兵法の知く、戦わずして勝たんと欲し、下手は戦って勝とうと思う。
- 上手は負けないことを信条として打ち、下手は取ることを目的として打つ。
- 上手は常に攻守兼備の手を択び、下手の着手は兎角その一方に偏す。
- 上手は先手を争い、下手は後手に甘んず。
- 上手は筋形を貴び、下手はダメを詰める。
- 上手は捨て石を惜まず、下手は一目も捨てぬ。
- 上手は累いの他に及ばんことを恐れ、下手は唯活きんことを欲す。
- 上手の石は恰も舟を行るが如く、下手の石は繋がれた舟の如し。
- 上手はコウを利用し、下手はコウを恐る。
- 上手は敵の疲るるを待ち、下手は敵のつまずかんことを希う。
- 上手は黒を持ちては治まらんことを欲し、白を持ちては乱れんことを欲す。
- 下手は黒を持ちては取らんことを欲し、白を持ちては潰さんことを欲す。
- 上手は黒を持ちては数目の勝を理想とし、自を持ちては一目の勝に満足す。
- 上手は考えて後に石を持ち、下手は石を持ってから考える。
- 上手は投げる時機を選び、下手は最後のトドメを刺されるまで打つ。
- 上手は決して負惜しみをいわず、下手は負けると愚痴をこぼす。
- 上手は負けても決して腹を立てず、下手は負けると腹を立てる。
※「上手と下手の対照二十カ条」は、参考文献からの引用です。