アンケートとチェックシート

2025/12/15

アンケート(構想の知識)

(棋力    段:級)

構想に関する知識アンケートです。ご回答とご協力、よろしくお願いします。
(はい Y いいえN、不明?)でお答えください。

1. 構想では…「相手の構想阻止」しながら、自分の構想をたてることが、構想の基本姿勢ですが、このことを知っていますか。 (  )
2. 棋力では…「捨て石の活用能力」が重要な判定基準となりますが、構想において、「捨て石の活用」を優先していますか。 (  )
3. 構想では…「形勢判断の結果」によって構想方針が180度変わりますが、対局中は、「形勢や如何」をいつも意識して打っていますか。 (  )
4. 構想力では…「囲碁は未来ゲームである」ため、構想力への関心が重要ですが、今までに、構想力に関する本を読みましたか。 (  )
5. 次の狙いでは…「次の狙いの有無」の確認と検証が必要ですが、対局中は、「次の狙いの有無」をいつも強く意識していますか。 (  )
6. 攻めの力では…「攻めることで守る」という戦いの基本意識が重要ですが、攻守における「欠点や注意点」についても同時に学んでいますか。 (  )
7. 勝負手では…「先手や利き筋」の判定基準となる知識と理解が必要ですが、「勝敗確定の回避」という法則を知っていますか。 (  )
8. 囲碁理論では…「着手効率」や「必然性」などの関する知識が重要ですが、詳しく書かれた専門書を読んだことがありますか。 (  )
9. 囲碁哲学では…効率や変化を、囲碁理論での「公理」「定理」「法則」を前提に、その概念を研究しますが、興味はありますか。 (  )
10. 「碁の方程式」は…囲碁理論や囲碁哲学に関係する本格的な「理論書」ですが、興味はありますか。 (  )

自己チェックシート(1)

囲碁理論に関する、囲碁用語の認識アンケートです。
(はい Y いいえN、不明?)でお答えください。

◇ 囲碁のゲーム特性

1. 二人和理論のゲームでは最善手が存在するが、囲碁での自由性と多様性では、「最善手が見つけられない」
※ 一手ごとに 変化する価値の知識が重要
(  )
2. 勝敗の最大要因は「着手ミス」が避けられないこととその対応能力差にある。
※ 構想ミス、悪手、緩手、いい手、の知識が重要
(  )
3. 得点として、地の加算ゲームでゲームではなく、可能性の減算ゲームである。
※ 「地を囲う」「石を取る」構想は加算意識になる
(  )
4. 一手ごとに大きく変化する基本価値は「確定性」「可能性」「危険性」の3つである。
※ 関連性、効率性、自由性、必然性などの概念も重要
(  )
5. 構想での重要な対局意識法則として「相手への構想阻止によって、自分の構想実現する」がある。
※ 目的達成の3法則(効率スピード差)がある
(  )
6. 難解さの原因は、複数の戦いによる同時進行事象があり、停止と再開、その変化と対応にへの知識が重要である。
※ 一例として、停止は見合で生まれ、見合崩壊で再開になる
(  )
7. 効率で、もっとも重要な獲得目標は、「必然性、連続性、先手、利き筋」の権利と数である。
※ 勝敗確定の回避、確定進行と価値減少がある
(  )

自己チェックシート(2)

(はいY、いいえN、不明?)

A 戦いでの、基礎法則と基本知識

1. 次の狙いがない場合は、「手抜き」と「捨てる」を優先する。 (  )
2. 打った後に、さらに連続して打てる場所は価値が大きい。 (  )
3. 自分から悪手を打たないことが、勝率を上げる。 (  )

B 着手ミスについて

1. 着手ミスは、どこでも存在する(避けられないので要注意)。 (  )
2. 死活や攻め合いでのミスは致命傷になる。 (  )
3. アマの早碁対局は、ミスが多くなり上達果が乏しい。 (  )
4. 相手のミスを先に見つけられると有利になる。 (  )
5. 相手のミスを咎める力がないと、勝てない。 (  )

C 攻め合いの法則(優位性)

1. 中央の戦いは、隅の戦いより簡明なことが多い。 (  )
2. 隅や辺の戦いは、「読みより知識」が優位になる。 (  )
3. 目あり目なしは、「目ありの勝ち」価値を意識している。 (  )
4. 大中小中は、大中の勝ちになる。 (  )
5. 「セキの筋」の方が、「振り替わり」より易しい。 (  )
6. 攻めながら、守ることを優先する。 (  )
7. 攻め合いの手数は、2手で停止する(ダメ)に用心する。 (  )

D 強くなる考え方

1. 自分の石が、重くしないように意識している。 (  )
2. 重くなる前に、捨てる方法がないかを検討している。 (  )
3. 大場への先行のため、先手になる手を意識している。 (  )
4. 攻める目的として、自分の弱点の補強を最重視している。 (  )
5. 攻める目的として、弱い石を補強することを重視している。 (  )

E 練習問題を解く

1. 練習問題の多くは、悪手の咎め方の問題である。 (  )
2. 良い手を打とうとしても、その手は打てない。 (  )
3. 死活で殺す問題より、生きる問題が基本である。 (  )
4. 死活能力は、寄せでの先手能力に役立てる。 (  )

上手と下手の対照二十カ条

  1. 上手は頭で打ち、下手はで眼打つ。
  2. 上手はじゅうぶん考えて後、石を下す。ゆえに、いかなる場合にも「待った」をしない。
  3. 下手は打ってから後に考える、自然「待った」をするようになる。
  4. 上手は孫子の兵法の知く、戦わずして勝たんと欲し、下手は戦って勝とうと思う。
  5. 上手は負けないことを信条として打ち、下手は取ることを目的として打つ。
  6. 上手は常に攻守兼備の手を択び、下手の着手は兎角その一方に偏す。
  7. 上手は先手を争い、下手は後手に甘んず。
  8. 上手は筋形を貴び、下手はダメを詰める。
  9. 上手は捨て石を惜まず、下手は一目も捨てぬ。
  10. 上手は累いの他に及ばんことを恐れ、下手は唯活きんことを欲す。
  11. 上手の石は恰も舟を行るが如く、下手の石は繋がれた舟の如し。
  12. 上手はコウを利用し、下手はコウを恐る。
  13. 上手は敵の疲るるを待ち、下手は敵のつまずかんことを希う。
  14. 上手は黒を持ちては治まらんことを欲し、白を持ちては乱れんことを欲す。
  15. 下手は黒を持ちては取らんことを欲し、白を持ちては潰さんことを欲す。
  16. 上手は黒を持ちては数目の勝を理想とし、自を持ちては一目の勝に満足す。
  17. 上手は考えて後に石を持ち、下手は石を持ってから考える。
  18. 上手は投げる時機を選び、下手は最後のトドメを刺されるまで打つ。
  19. 上手は決して負惜しみをいわず、下手は負けると愚痴をこぼす。
  20. 上手は負けても決して腹を立てず、下手は負けると腹を立てる。

※「上手と下手の対照二十カ条」は、参考文献からの引用です。