碁の方程式 すすめ(2)
え…こんな囲碁の理論用語があるなんて、知りませんでした。 命題1 囲碁の戦では、一体何を争っているのか。【答え】一手の価値の大きさです。 【解説】 公式1 一手の価値 = 地の可能性 × 地の確定率 になります。
【補足知識】
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1 囲碁は、こんなゲームだったの(信じられない)囲碁はどのようなゲームでしょうか。この問題に真正面から答えた本は、今まで全くありませんでした。 碁というゲームは難しい、簡単、ルールは知っているけど、対局中は一体は何を争っているのか、このもっとも素朴な疑問を、誰で一度は思ったことがあると思います。 ◆ 碁は打てるけれど、一手の価値の基本がわからない。碁は打てても、碁の基本がわからない碁打が、ほとんどです。なぜなら、
からです。さらに教える側の人も、
これらのことから、囲碁の普及や上達を妨げる最大原因だったのですが、このことには、気づいていません。 それでは、なぜ時代が変わり、碁の本質が解明できたのか。その最大理由は、やはり、コンピューターの発達であり、パソコンでのロボット対局にあります。この結果、囲碁が始めて学問となり、科学となり、今までの気づかなかった間違いに気づけるようになったのです。 |
命題2 どのように打てば、大きな地を確保できるのか。【答え】大きな地を囲うには、まず勢力地を確保し、確保した勢力地を確定地に変化させる必要があります。 【解説】 公式2 確定地 = 勢力地 × 確定率 があります。このため、大きな地にするには、
ことが必要になります。 【補足知識】 ◆ 囲碁の三大特性
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2 形勢判断と何か、そして戦う目的とは囲碁での形勢判断では、基本は非常に単純で、「どちらが大きな地を囲える」かによって判断しています。その理由は、
この結果、形勢が悪い場合には、
このため、勢力地が小さく、攻めら石がないと、形勢が非常に悪い状態になり、「負けた」という勝敗の確定がおこり、逆転ができないゲームになります。このため戦いとは、「形勢が互角の時に、悪くならないように打つ」ゲームであることになります。 |