囲碁ってどんなゲーム

  1. ゲームである以上「争う対象が必要」あるが、対局スタート時点では、争う対象がない。また、得るべき果実もない。
  2. 戦いの争点となる果実は、石が打たれ地が形勢されることで、相手の打たれた石の中と、自分の勢力地の空間に生まれる。
  3. 戦いで得られる自分の利益は極めて小さく、失敗での損失は極めて大きい。
  1. 損失には、勝敗の果実としても損失と、相手が強くなることで起る、可能性の損失が同時発生する。
  2. 一般的な価値は、ほとんどが
    1. 可能性の価値であり、確定した価値ではない。
    2. 相対的な価値とからみるとは、価値ではない

【読みの力】

正しい読みの力の比較では、結論までの手数をより長く読める方が勝ることになります。このためには、正しい読み筋、構想、攻めるという概念、効率の概念、制約の概念を知ることが必要になります。

【正しい手】

正しい手は、相手の石が取れる手ではなく、互角の手であるため、相手の悪手に反発したり、咎めたりする場合に、結論までの手順は、長くなります。

【効率のいい手】

棋力差、形勢差が生まれる、効率のいい手とは、より多くの複数の戦いによって得られる手になります。このため、変化が多く、其の戦いが一段落するまでには、多くの手順が必要になります。 

【制約する手とは】

制約の手とは、相反する見合い条件がある手、

  • Aパターンの分類 「生きる」「取る」「囲う」「増やす」
  • Bパターンの分類 「捨てる」「逃げる」「消す」「減らす」

の2つの成立条件が、一手で40%内在する手をいう。

【咎める手とは】

咎めるとは、相手の石は、無条件に取れないので、働きのない必然手を、打たすことになります。
例としては、「活きにくくさせる手」、「地を囲いにくくさせる手」のことをいいます。

【形とは】

形には、攻める形というものは存在しません。形は、守りの効率を高めるための手段であって、相手からの攻撃を防ぐまたは攻撃に手間をとらせることが主目的になります。

【攻める】

攻めるとは、効率のいい手ではなく、着手ミスの少なくなる手、また着手ミスによる損失を減らす考え方をいいます。

【形と制約の違い】

形は、構想のための基礎知識であり道具になります。このため、高段者が、形の勉強で一気に強くなるはありません。制約の勉強では、場合による選択や活用が問題となるため、その検証力を鍛えることになり、これが、棋力に大きく影響します。このため制約の力の勉強は、 構想力の勉強といえます。

【棋力が急に上がる。】

高段者やプロが急に棋力が上がるためには、着手効率や価値についての考え方や構想についての考え方の変化でしか、棋力アップすることはありません。

なぜなら多くの基礎知識はすでに既知として勉強しているため、新たな情報で急に強くなるのことがないのです。つまり、囲碁における基本的な価値観である「効率という考え方」に大きな変化が生まれると、構想に変化が生まれ、急に棋力が上がることになるです。