囲碁の上達は、この3つの学習と練習を通じて、棋力アップが実現していきます。
実際の対局での思考過程では、
- 自分がこれで勝てるという構囲碁理論にもとづた構想計画をたてる。
- その計画が実現できるようか、読みによって検証する。
という2つのことが必要になります。
読みの目的
読みには、
- 自分の石を捨てる
- 相手の石を攻める
- 自分の石を守る
- 体制の準備をする
- 相手の石を取る
- 切断する
- 石を逃げる
といった目的がありますが、その目的の違いによって、読みの深さ、難解さ、簡明さなどに違いが生まれます。
自分の石を捨てる場合
- 相手がその石を取ってくれるのか。
- 先手の手番が得られるのか。
- さらに、攻められる危険な石が生まれないか。
- 相手から利筋が残ることはないのか。
相手の石を攻める場合
- 先手で連続して攻めることができるか。
- 相手が生きた時に、反発される心配がないのか。